罪悪感・羞恥心
この1年間罪悪感とも羞恥心とも取れない感情に悩まされてきた。
私は元来付き合いのいい達である。
相手の望む受け答えというのはある程度自負があるし、真面目で善良とされる人間で和を重んじることに重きをおくことを理想的な人間「大人」であると考えていた。
そうある様に努めてきた。だからこそ、家でも学校でも「いい子」であり、友人も少なくはなかった
いつも理想とされる行動を取っていたからか、そこから外れた行動は、ある種「罪」だと感じるようにいつの間にか、なっていた。
この「罪」は私に取って服についたコールタールである。一度ついたらこすっても落ちず、鏡を見ると小さくてもシミが目立ち、ふとした時に嫌な臭いがするストレッサーである。
シミの匂いや鏡を見るたびに叫びだしたくなる嫌悪感に晒され、気力という気力が全て持っていかれる。
いつの間にか常に嫌な香りが自分からするようになった。
解放されるのが寝ている時と酒に酔うときだけになった。
当然否応無く人と関らねばならない瞬間があるが、この時だけはある程度制御が効く。
新たなシミを作らないようにするためだ。
しかし最近はうまくいかないようになってきつつある。
今はどうにかしてシミを取ろうとする日々を繰り返している。